何という偶然、映画 "The Reader" |
今年の初めに突然メールをいただいた。
20代の時に数回お会いした方からである。
それ以来、時折わたしのブログの話題についてコメントをお送りいただいている。
そして、今朝新しいお便りが届いていた。
そこではこの方の新しい映画 "The Reader" について触れられていた。
ベルンハルト・シュリンク (Bernhard Schlink、1944年6月6日生)
全く初めての方だったので、すぐに調べてファイルを作っておいた。
そして、お昼から街に出るためにメトロに入ってすぐに軽い驚きが襲っていた。
客のいない空間で飛び込んできたのが、今日の写真だったからである。
まるでこのことだったんですよ、とでも言わんばかりにそこにあったからである。
わたしにとって不思議なことが、二日続けて起こったことになる。
今、この予告編を見て、先日の 「おくりびと」 の時にやっていたことを思い出した。
お話の中身には全く注意が行っていなかったが、、、
興味深い設定のようなので、気分が向けば見ることになるかもしれない。
ところで、この映画の邦題は 「愛を読むひと」 となっているようだ。
以前に翻訳について気付いたことをハンモックで取り上げたことがある。
それはできるだけ原典に忠実に訳した方が、読者の想像力が膨らむというものだった。
今回の訳はお節介で想像力を削ぐような典型と言えるものではないだろうか。
「老子を読み、翻訳を考える」 (2007-02-10)