久しぶりのパリ |

今朝も快晴である。ホテルの受付に降りると、昨日勧めたところに行きましたかと聞かれるが、残念ながらの経過を話す。初日に空港まで迎えに来てくれたドライバーが待っていたので、すぐに出ることにした。空港に着き、別れと感謝の握手を求めると両手でしっかりと返してくれた。
心配していた荷物も重量オーバーにならず、気分よく搭乗を待っていた。後ろでは中年のフランス人女性4人組が早口で話している。次はグループBの搭乗です、とのアナウンスとともに、これって私たちの番でしょう、と言いながら、同じBグループの人を掻き分けて前に進んでいた。ああ、これからパリに戻るのだ、とはっきりと理解する。一旦バスに乗り込んだものの途中で引き返す。説明によると、整備不良のため出発延期。どうなるかと思ったが、1時間後にはクラクフを飛び立っていた。

いつもは何も感じないシャルルドゴールも、久しぶりのせいか新鮮に感じていた。
少し落ち着いてきた夕方、クラクフでの経験が水で満たされた私の体の中を水より少しだけ重い比重でゆっくりと落ちて行くのを感じていた。これからどのように沈殿していくのだろうか。今はわからない。これから注意しながら観察していきたい。


