クラクフ七日目、スタニスワフ・ウィスピヤンスキに触れる Stanisław Wyspiański, artiste polonais |

こちらに来るまでは全く知らなかった方になる。
絵画のみならず、詩、演劇、インテリア・デザインにも才能を発揮した総合芸術家と言った方がよいだろう。
38歳という若さで逝っている。
閉館が迫っていたので、急いで中央広場近くにある彼の美術館に向かう。
1時間ほど、その世界に浸る。
作品をいくつか紹介したい。







ところで、これまでWORDに付いている挿入用の特殊文字を見ながら、これらの文字を使うことがあるのだろうかと思っていた。しかし、ポーランドに触れるようになり、ł ń ż ó ś ę などはこの時のためにあったのかという思いでいる。
先日も少し触れたが、こちらの通貨はズウォティ (złoty) という。1ユーロを4.2-4.3 ズウォティで替えてもらっている。これまでの食事の経験から言うと、フランスで1ユーロのものを1ズウォティくらいで味わうことができるようで、食いしん坊にとっては随分とお得な印象がある。一つ気になっているのは料理にパンが付いてこないことで、フランスから来ると食事の楽しさが半減してしまう。
今日の散策には昨日仕入れたばかりのミウォシュ (Czesław Miłosz) さんの選詩集を持って出かけた。陽は出てきたが風が冷たい。これまで旧市街が続いていたので、今日は外に出てみた。まず植物園を右手に見ながら道路沿いを歩き、ユダヤ人街のカジミェシュ地区の中に入り、広場まで戻るというコースになっていた。途中、公園で休みながらミウォシュさんの言葉が飛び込んで来ないか期待しながら読み進むというスタイルであった。しかし、まだ途中までだが反応はない。そもそも期待している状態のところには、それは現れないのかも知れない。こちらも予想していない時にこそ、驚きとして飛び込んでくるのだろう。あるいは、クラクフ滞在が1週間を迎え、そろそろ散文の世界に戻りたいとでも思い始めているのだろうか。



