嬉しい再会、そして映画 "Walkyrie" |

今日は朝9時から始まる後期初めてのクールに向かう。朝の大きな月を見逃すことはなかった。まさか、何かが待ち構えているなどとは思いもしなかったが、、。このクールは哲学の背景のない人向けのものだが、レベルは全く落とされていない。参加している人は工学、医学、経済学を専門としている5-6人で、こんじまりした雰囲気の中で進められていた。本来はお昼には終わるのだろうが、今日は熱が入り中休み20分を入れて4時間に及ぶ長丁場。お話はイギリスの認識論に関してで、科学哲学の基礎になるところなので興味深く聞いた。
実は、このクールを担当している教授を私はこちらに来てからずーっと探していたのである。もう2年ほど前になるが、パリを訪問し、これから先のことを模索していた。その時に、偶然受けたクールの講師が今日の教授だったのだ。この間の経緯はハンモックに 「思いがけない哲学講義 SUIVRE UN COURS PHILOSOPHIQUE」 として書いている (2007-03-24)。中休みにその時のことを話してみると、「ええ、はっきり覚えていますよ」 との反応で驚く。さらに、あの経験が私にとっては大きかったのですと続けると、"C'est très gentil !" とにっこり返してくれた。なぜか嬉しくなる再会になった。
今日は午後もいっぱい詰まっていて、直ちにパリ第7大学に向かう。しかし、こちらは休講のようであった。仕方なく近くのカフェで遅いデジュネを取る。時間が中途半端になったので、散策に切り替える。まず図書館横のリブレリーで1時間程体を預けていると、分野違いながら5-6冊面白そうなものがあることがわかり手に入れる。さらに帰りには以前に広告を見てなぜか気になっていた映画が丁度始まるところだったので入ることにした。

ヒトラー暗殺計画に関わったクラウス・フォン・シュタウフェンベルクをモデルとした映画で、入って正解であった。私は十分に楽しむことができた。下の写真は彫刻家のためにポーズを取ったものである。



