モーリス・オーダン事件のその後 L'Affaire Maurice Audin |

モーリス・オーダン事件と書いたが、その存在はル・モンドで知ったばかりである。
以下の見出しが付いた記事を読み、すぐにその事情を知りたくなっていた。
La fille de Maurice Audin refuse la légion d'honneur
「モーリス・オーダンの娘、レジオンドヌール勲章を拒否」
記事を掻い摘むと、次のようになる。アルジェリア戦争の最中、アルジェリアの共産党員だった数学者のモーリス・オーダンはフランス軍の落下傘部隊に逮捕されたまま、1957年6月11日にアルジェで消息不明になった。わずか25歳。妻ジョゼットと子供3人を残して。今回受勲の知らせを受けた娘ミシェルも数学者で、ストラスブール大学の教授。2007年、彼女の母親が夫の消息を明らかにするようサルコジ大統領に公開質問状を送った。 その中で彼女の求めているものは責任者の糾弾ではなく、「恥ずべき隠蔽」 ("la dissimulation honteuse") に終止符を打つ真実の公表だったが、なしのつぶて。このような背景で今年の元旦にミシェルさんが大統領に受賞拒否の手紙を送った。
この間の事情は、こちらから。
50年前の出来事を語る妻ジョゼットさんのインタビューはここで見ることができる。


