こちらで触れた本を整理する |
この週末、こちらに来てから手元に置き、その中を覗いた本をまとめることにした。単にそのリストを作ってみるだけである。そのあたりに散らかった本をたまに眺めているとこんな本を買っていたのかと驚くことがあり、そんな時まだ1年半しか経っていないのに懐かしい感情が湧いてくると同時に、次第に何かが忍び寄っているなと思うのである。この際、その全体を一か所にまとめておきたいと思ったようだ。
塵も積もればとはよく言ったものである。自分としては意外なほどいろいろなところに興味を持って食い散らかしている印象がある。どこかでさらに先のために間口を広げておきたいとでも思っているかのようである。これも不思議なのだが、フランス語で書かれたものの場合にはあまり抵抗なくどんな領域にも入って行けるようになってきている。これなどは外国語学習の思わぬ効用かもしれない。すべてを読むわけではないのだが、買ってすぐにそのどこかを読んでその本の持っている空気のようなものを一度感じておくと、後でその中に入りやすいということも分かってきた。フランス語との付き合いは長くなりそうな、もっと言えば最後まで行きそうな予感がしてきた。