再びのパリ生活 |
雨の中、朝一番のクールに向かう。今日は新たにドイツからの学生さんが加わっている。クールでは私が日本で話した内容に関連したテーマが出てきて何とも不思議な感覚が押し寄せる。途中、前回私が発言した点を肯定的に取り上げながら話を進めているのにも驚いた。私の論点はアングロサクソンの一点集中主義とでも言うべき傾向に対して、人間に触れる可能性の高い複眼的視点のあるフランスの進め方に未来を感じるというようなことではなかったかと思うが、、
終ってから注文していた本を取りに出かける。まずドイツからの本が届いているリブレリーへ。以前アマゾンに注文を出した時には届かなかったので本屋さんに頼むことにした。学割もあり確実に届くので、これからもこのスタイルになりそうだ。私が学割の対象になっていることはすでに店員さんも知っている。もうすっかり私が学生であることをわかっているようですねと振ってみると、彼女は下を向いてニヤリとしていた。それからアマゾンからの本を受け取るために郵便局へ。今回4冊注文したが、1冊だけが郵便受けに入っていた。残り3冊は2つの郵便局に別々に保管されていることが判明。こちらは相変わらずである。
局を出ると雨。今日の終わりも雨に打たれ、再びのパリ生活が始ったようだ。時差ぼけの頭にもよさそうである。