休日の朝、ジャン・リュック・マノー、そしてアンドレ・ケルテス Jean-Luc Manaud - André Kertész |
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今朝もバルコンに出て 空とともに時間を過ごす
これ以上望めない快晴
太陽の日差しが痛い
テーブルには蜘蛛が引いた糸が太陽に反射している
今日の飛行機雲の軌跡は短い
あたかも海を行く小船を空から見る思いだ
鳥の囀りが何と心地よく聞こえることだろう
その主を知りたいものだ
そんな中 遠くから教会の鐘が聞こえてきた
すべてが溶け合っているかのような 休日の朝
バルコンに出る前 二宮正之訳のジードの記事を読む
訳者は二十代後半からヨーロッパへ 現在ジュネーヴ大学名誉教授
そこから森有正へ
学生時代「遙かなノートル・ダム」を読み どこか遠くへ思いを馳せていた
それにしても もう古書の仲間入りとは・・・
日本では読むことにならなかったエッセイ集成(二宮編)
覗いてみると何とよく入ってくることか
これから折に触れ付き合ってみたい と思わせてくれる
ところで、私がたまに訪れる場所に、ル・モンドのブログ “Françaises, Français…” がある。そこでしばしば新しい人が紹介されているからだ。今回は、ハンガリー生まれでアメリカに帰化したこの写真家に出会った。
アンドレ・ケルテス André Kertész (2 juillet 1894, Budapest - 28 septembre 1985, New York)
彼の人生は上の「アンドレ・ケルテス」を、そのお姿は「André Kertész」をクリックして、また彼の作品にはここで触れることができる。
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11 mai 2015
上の写真を撮ったジャン・リュック・マノーさんを調べてみたところ、今年亡くなっていた。
Mort de Jean-Luc Manaud (1948-2015)
紹介によるとチュニジアの南にあるガフサで生まれ、15歳までそこで育ったという。そのため、砂漠に生きる人たちの写真もある。
上の炭鉱夫の写真で、昨年訪れたランスのことを思い出した。ルーブルが建っていたのが、炭鉱跡地だったからだ。
Louvre-Lens を訪問 (2014.10.5)