モンペリエ4日目 (V) セット出発前の駅周辺 |

今回は僅か4日の南仏滞在だった。いまだ余韻が残っていてもう少し味わいたい気持ちもあるが、パリの生活が影のようになってしまうのでこのあたりで一応の終わりにしたい。
ヴァレリー美術館を出る時、まだ雨模様だったので駅まではバスにした。
美術館下のバス停で待っていたが、なかなか来ないのでどうしようか考えている時に姿を現してくれた。
一日を振り返るように町中の景色を眺める。
モンペリエに向かうまで時間があったので町の方に歩を進める。
その時、運河にかかっている橋が実は旋回橋だったことがわかる。
最後まで驚かせてくれる町である。

橋を渡り、冒頭の写真にある駅前を歩く。
途中、カフェに入るとマスターがサッカーの結果を教えてくれた。
駅に戻る時、老婦人が運河の彼方を身動きせずに眺めている。
一体その視線の先には何があるだろうかと思いながら近寄ってみる。
再びの驚きであった。

淡い夕焼けを背景に眺開橋が静かに下りてくるところだった。
一体、彼女は何を想っているのだろうか。
少し後ろから私も眺めていた。
時が確実に流れていることを感じさせられるからだろうか。
どこか懐かしく、やや寂しげにも見える。
そこにある景色が、時空を超えた何かを刺激してくれる。

Sète の Office de tourisme のページがスライドショーになっていて、町の雰囲気を味わい直すことができる(こちらから)。


