モンペリエ4日目 (II) 驚きのセット Sète, une ville magnifique |

モンペリエから20分ほどで地中海に面した港町セット (Sète) に着いた。新しいところを訪ねる時に注意していることは、予習をしないこと。全くの白紙で乗り込むのが私のやり方になっている。予習をしてから行くとお勉強の成果を確認することになり、面白さが激減してしまう。白紙の場合、対象との間に第三者の介在がなくなり、出会うものすべてが自らの発見に感じられるからと言ってもよいだろう。
早速駅前に出ると運河(川だと思っていた)があるが、それ以外は特徴らしいものがない。駅の方に案内の場所を聞いてみると30分くらい歩かないとないという。仕方なく水沿いに歩くことにした。

このような特徴のない景色が続く。
途中、釣りを楽しんでいる人を眺めながら歩く。
風の強い日であった。


しばらくするとこのような景色が見えてきたので、ここは観光地になっていることに気付く。ただ、この近くの街並みは寂れていて観光地には見えない。午後3時近くなっていたのでデジュネを取る場所を探しながら歩いていたが、なかなかその気になるようなところが見つからない。そんな時、このブランジュリーが目に入った。

このお店でサンドイッチを齧りながら、ミシェルさんにこの町の見どころを聞いてみた。意外にも、見るところはたくさんありますよ、との返答。ポール・ヴァレリーの他、ジョルジュ・ブラッサンスもこの町の生まれのようで、記念館があるという。ポール・ヴァレリーに関連したところを聞いてみたがミュゼだけのようであった。それからいくつか上げていたが、すでに記憶の彼方へ。話をしているうちに打ち解けてきたのか、どちらから?という話になった。日本からだと答えると、えっーという答えが返ってきた。どうしたのか聞いてみると、何と彼女の娘さんが去年から日本に滞在していて、今は東京でブランジュリーの仕事をしようかどうかという状態だという。本当の交換ですねということで盛り上がった。帰りがけに、この町の特産ケーキ、フレスカッティ Frescati を教えていただいた。最後に写真をお願いすると、" Très gentil à vous ! " という言葉をいただき、気持ちよくポール・ヴァレリー美術館へ向かった。

しかし、少し行くと再び運河が現れ、人で溢れている。
本格的な観光地のようだ。
予定を変更して、食後のビールとともにしばらく観戦することに。

船尾に控えた槍と盾を持った男を水に落とせば勝負ありというゲームのようだ。
名前は Les Joutes と言うらしい。
このゲームどこかで見たような気がするのだが、、、
こちらで動画が観れる。

4-5回の対戦を見ただろうか。
観戦カフェから目を上にやるとこの景色。
ポール・ヴァレリー美術館でデュフィ展をやっている。
なぜかワクワクしてきて、早速そちらに向かった。
しかし、これが予想に反して遠い。
汗だくになりながら進む。
しかも最後に急な坂道が待っていた。
その坂の登り口近くにこちらの碑があった。



