マノエル・デ・オリヴェイラという存在 Manoel de Oliveira |
記事を書こうとした時、すぐ横にこの方の2007年の映画が始まるとのニュースがある。予定を変更して、少し漂ってみた。
マノエル・デ・オリヴェイラ
(Manoel de Oliveira ; né le 11 décembre 1908 à Porto)
Christophe Colomb, l'énigme 「コロンブス 永遠の海」
Bande-annonce
以前から気になる存在だったが、調べるところまではいかなかった。今回、最近のインタビューを見てみた。人間はこういう状態で100歳を迎えることができるということを教えてくれる。素晴らしいとしか言いようがない。インタビューの中で次のようなことを話している。映像はこちらから。
映画とは人生の鏡の以外の何ものでもない。同時に人生の記憶でもあるが。
20世紀で最も印象的な出来事は、1974年4月25日(カーネーション革命)。その次にフランスとスペインの社会主義、それからベルリンの壁崩壊。
現代の問題やヨーロッパの問題、映画の現状についても語っている。
政府がやるべきことの第一は健康。第二に、教育。そして、その教育と補完関係にある芸術。これが人間の条件で、それがなければ機能しない。他のものはその後の問題。