マスター論文へのコメントをいただく |
曇りがちな一日。静かに過ぎた。
朝、外に出る時レターボックスを見ると、日本からの手紙がある。カフェで読むと、もう1年以上前に送ったマスター1年目の論文についてのT氏からの礼状であった。お忙しい中、はっきりしないところはどなたかに聞きながら読んだとある。恐縮すると同時に、ある感動が訪れていた。心のこもった手紙には、現在の医学に何か足りないものがあることを感じている様子が綴られている。そして、その最後には過分な励ましの言葉も添えられていた。いずれ現場の様子も含め、現在の医療についてのお考えを伺いたいと思っていた。
今日は夜も2時間ほど外で考えをまとめる。
途中、欠伸も出ていた。
最後はやはり体力だろうか。
そして就寝前、改めて1年半前の考えを読み直してみる。
そうすると、当時の苦闘の様子が思い出されてきた。
そこには、これからの核になるようなものが埋まっているのかもしれない。
何年か後に、そこから何かが蘇ることがあるのかもしれない。
そんな期待を抱かせてくれる読みになった。