谷口ジロー 「父の暦」 の映画化 |
もう5年ほど前になるが、フランス人のやっているブログを通してこの漫画家を知ることになった (その経緯はこちらから)。それからネットで探し出し、いくつか作品を読んだ。そして、なぜか懐かしさを感じさせ、時空を超えるその世界に魅了されることになった。
谷口ジロー (1947年8月14日 - )
そしてこの週末、この記事に出会った。
彼の 「父の暦」 の映画化が進んでいるというニュースである。
「『父の暦』 映画化を推進 来月、鳥取でフォーラム」 (日本海新聞、2010年1月8日)
「谷口ジローさん 『父の暦』 小谷監督が映画化意欲」 (日本海新聞、2009年4月14日)
この作品は5年前に読んでいて、強い印象を残した。
2005年5月18日の記事には以下の記載があった。
----------------------------------------------
続けて 「父の暦」も一気に読んでしまう。脱故郷、父親との緊張関係(確執)、守られて、幸福だった子供の頃の思い出。父親の葬式で知る故郷のやさしさや父親の知らなかった素顔に触れる。そして今はいない父親を近くに感じ、主人公の中でわだかまりが消えていく。現在と過去が交錯して語られるこの物語を読みながら、自らの経験が頭を駆け巡る。身につまされる。
----------------------------------------------
完成した暁には、是非見てみたいものである。
-------------------------------------
mardi 14 février 2017
活動的な週の初め、そして谷口ジロー氏亡くなる