ショパンの顔を初めて見る |
今朝は雪が静かに、しかし確実に降っている。今日一日は雪だろうか。それにしても今年は雪の日が多いように感じる。去年は数えるほどだったが、ここ3日は続けて雪を見ている。日本も荒れているようなので、今年の地球は去年とは違うのかも知れない。
朝のラジオ・クラシックでは、ショパンの特集をやっている。これまで好んで聴く作曲家の中には入っていない。この放送で、彼の父親がフランス人だったことに初めて気付く。確かめるために行ったウィキでこの写真に出会う。亡くなる1年前の彼の顔を見て、驚く。ショパンとはこんな顔をしている人だったのか、というのが第一印象。それから、いかにも神経質そうなその顔をじっくり眺める。そうすると、これまで作曲家、ピアニストとして無機質な存在にしか過ぎなかった彼が、急に人間臭さをもって迫ってくる。さらに言うと、ここにいる人間は一体誰なのか、という感覚が襲っていた。