"Primum vivere, deinde philopsohari" 再び |
昨日取り上げたばかりの "Primum vivere, deinde philosophari" で思い出したことがある。
これまでこの意味を「生きた(人生経験を積んだ)後に哲学を」と考えていた。
先日ヤン・サップさんとの話の中でもこれが出たが、彼の解釈は少し違った。
「まず生きよ、それから哲学を」(現実の生活ができるようになってから哲学を)というものだった。
この流れで今の状況を考えると、もう少し積極的な意味に取ることもできる。
生活ができるようになれば考えることをしなくなるので哲学を忘れないように、という意味に。
私の解釈は当時の自らの身に重ねて意味を汲み取ろうとした結果かもしれない。
フランス語に触れるようになってから、このように体が動くような解釈をすることが多くなっている。
少々危険にも見えるが、体が動くならば誤解もあまり恐れていないようだ。
この言葉に関しては、こちらの解釈にも真実があるように見える。